「がん」「心疾患」依然高く,「肺炎」は3位に上昇
厚生労働省が発表した「平成28年人口動態統計」によると、2016年の日本人の死因の順位は、1位が「悪性新生物」、2位は「心疾患」、3位は「肺炎」であった。
1位の悪性新生物(がん)による死亡数は 37万2,801人。人口10万対の死亡率は 298.2%(人口10万人あたり約298人が1年間に亡くなっている)となり、全死亡数の3割近くを占める。続いて、2位の心疾患の死亡数は 19万7,807人。人口10万対の死亡率は 158.2%となっている。3位の肺炎は 11万9,206人で、2011年に脳血管疾患を抜いた以降も高い割合を維持している。4位の脳血管疾患(脳卒中)は 10万9,233人となり、減少傾向が続く。5位の老衰は 9万2,759人で、2005年ごろより急上昇している。
参考資料: 厚生労働省「平成28年人口動態統計」 2017.9.21 発表
* 関連書: 日本の統計(2018年版) [ 総務省統計局 ]
* 関連書: 統計でみる都道府県のすがた(2016) [ 総務省統計局 ]
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